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子育てに使っていた桜の木が倒れてしまい、民家の軒先に吊された手おけの中で、雨風をしのぎ、天敵から身を守りながら、3羽のヒナを巣立ちに導くふくろう夫婦の物語。北国の里山でのお話しです。毎年、民家の脇にある古い桜の木のうろで、子育てをするふくろう夫婦がいました。ところが、ある年の冬、大雪が降ってその桜の木が倒れてしまいます。困った夫婦は、民家の軒先に吊された手おけを見つけ、そこを巣にします。時には雪やみぞれが吹き込み、天敵のハクビシンにも狙われるという悪条件の中、それらを乗り越えて、3羽のヒナを巣立ちに導くまでを描きます。<br>ひらの のぶあき 福音館書店 2017年06月 テオケ ノ フクロウ ヒラノ ノブアキ /
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